子どもが不登校になると、母親としては心配と共に失意や落胆が襲ってきます。
自分の子育てが“失敗”だったのでは・・・という気持ちにかられることがありますね。
しかし、不登校を子育て失敗と見るべきではありません。
では、どのように捉えたらよいのでしょうか?
子育ては親育て
子どもが問題にぶつかって悩んでいたり不登校になった場合、
子育てを“失敗した”と考えるのではなく、
むしろ「親が育つチャンスなんだ」と捉えるようにします。
本来、失敗というのは結果が出ている状態です。
カレーを焦がしたとか、朝寝坊してしまったとか、いわば「取り戻せない状況」を表わしていますね。
しかし、子どもが不登校になるのは取り戻せないことではありません。
確かに辛い状況にあるのでこのブログにお越しいただいているわけですが、
ダメな子どもになってしまった、という結果が出ているわけではありません。
逆に、この機会をバネに親自身が成長し、子どもと一緒に乗り越えていく機会です。
乗り越えられない壁はない
どんな問題も、乗り越えられないということはありません。
必ず道は開ける。
親がまず、そのことを身をもって体験し、納得し、そして子どもにその姿勢を見せること。
それ以上に、不登校になっている子どもにとって心強いことはありません。
逆に、早く解決したいと必死になるとかえって子どもを追いつめてしまいます。
どんな場合にも親が慌てず、
『大丈夫、絶対に壁は乗り越えられる。
そしてこの試練を通してもっと良い未来にたどり着ける』
という信念を貫いてください。
子どもの抱えている問題は親の問題でもあります。
そして、問題を通して親も子も成長します。
間違っても、不登校を「失敗」だと思わないでくださいね。